昭和2年創業。九谷焼・本焼窯元の隆光窯(佐野製陶所)です。人気と実績の縁起置物を製造・販売しています。

(九谷焼レリーフ『お旅祭り』八幡窯共作)

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石川県の銅像製作の第一人者
都賀田勇馬
 

  (上図:弁慶・富樫の像)

  明治34年(1891)金沢に生まれる。16歳で小栗派一伝流の免許皆伝の腕となる。数々の武勇伝を起こし複数の中学校を退学させられるが、青木外吉先生の導きにより石川県立工業高校に入学し、彫刻を始めその面白さに目覚める。

 21歳で東京美術学校彫刻科に入学。帝展出展は落選を重ねたが、30歳のとき8回目に『親子牛』が帝展初入選する。これを機に朝倉文夫先生に師事、その彫刻技法を徹底して学び, 動物作家として知られるようになる。40歳の時、朝倉塾塾頭になる。42歳の時、金石銭五公園内の銭屋五兵衛の像を製作。

 47歳の時、石川県工芸指導所窯業課長として石川県に赴任。以後、八幡窯九谷焼置物の原型作成・指導を行う。49歳の時、安宅関跡設置の弁慶・富樫の像を制作。50歳で勇退後、59歳で日展審査員となる。

 終戦後の昭和26年(60歳のとき)に小松のハニベ岩窟院を創設する。世俗を離れ、それまでの地位・名誉・暮らしの全てを捨て、一大仏洞の建設に命をかける。 製作した像約2,000点とも言われ、後世に残る数々の名作は、石川県人に深く親しまれている。

 昭和56年(90歳)永眠。

 


<都賀田勇馬の小型彫刻>

 

干支 子

高さ   16.5 cm  

干支 寅

高さ   16.5 cm  

干支 午

高さ   23.5 cm  

銭屋五兵衛像

高さ   36 cm  

干支 亥

幅    20 cm  

天神牛と童子

幅    18.5 cm  

 

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